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鹿児島の旅と歴史
鹿児島の旅        奄美大島

奄美大島
あまみおおしま


 奄美大島は南に接する加計呂麻島(かけろまじま)・請島(うけじま)・与路島(よろじま)を含め奄美大島と呼ばれています。
 島の周囲は405km、面積712平方kmと日本では沖縄本島、佐渡島についで3番目に大きな島なのです。島のほぼ80%は深い森で、平地が少ない島です。
 奄美大島は鹿児島県薩南諸島の南部にあり、鹿児島から南へ380km、沖縄本島から北へ300kmの位置にあります。
 奄美では、日平均気温が10度以下になる日がなく冬がありません。25度以上の夏の期間が約年間3分の1もあり、年平均気温21.3度の亜熱帯気候の島なのです。
 樹齢130年といわれる天然林が生い茂っている金作原原生林は天然記念物の鳥類なども生息、珍しいシダ類も多く、まさに東洋のガラパゴスです。降雨量も年間3000mmを越す地域なのです。
 約100万年前、陸続きだった大陸から地殻変動により、奄美、琉球列島が分かれました。 個々の島々に残った動植物が独自に進化し固有の生態系を現在でも残しているのです。
 「日本書紀」には海見、「続日本紀」には阿麻美という文字が残されています。鎌倉時代に入り琉球王国に入貢しました。慶長14年(1609)以降は薩摩藩の直轄地となりました。
 明治時代以降は鹿児島県に属しています。第二次世界大戦後、アメリカ軍の軍政下におかれ、臨時北部南西諸島政庁(のち奄美群島政府)から琉球政府の統治をへて昭和28年(1953)12月25日にようやく日本に復帰しました。


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