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鹿児島の旅と歴史
鹿児島の旅        奄美市笠利町

蒲生崎観光公園
がもうざきかんこうこうえん
鹿児島県奄美市笠利町屋仁


 蒲生崎観光公園は、寿永4年(1185)壇ノ浦の合戦に破れた平氏が奄美にまで逃げ延びて、ここに源氏の追っ手に備えて見張り台を作ったといわれているところです。
 海抜120mの高台からは太平洋と東シナ海が一望できます。展望所からは笠利崎、小宝島、宝島、上ノ根島、横当島などが遠望できます。
  源氏の追手の船を警戒した平有盛(たいらのありもり)・行盛(ゆきもり)は、この蒲生崎(屋仁崎)に遠見番を設けたそうです。
 見張りをしたは蒲生左右衛門(がもうざえもん)という平有盛の家臣でした。蒲生崎神社はこの蒲生左衛門を祭神として建てられています。
 笠利湾の入り口をはさんだ反対側の安木屋場崎には今井権太夫という武士を充てて近海を監視させ、敵の襲来に備えたそうです。
 雄大な景色と海に沈む夕日が美しいところとして有名なスポットです。
 「スチュワーデス刑事」のロケ地にも使われたことがあるようですが道が狭く大型バスは入れない感じです。海側に落ちれば大変ですので道すがらの景色は見ないようにしていました。
 近くに「みなとや」という料理屋があるそうです。ここも同じ番組で使われたようですが「鶏飯」を創作した所なのです。ここの岩城さんが名付けた料理なのです。
 今上天皇が皇太子時代に妃殿下と一緒に来島された際にこの「鶏飯」を献上し、お代わりまでされたたことから一躍有名になったそうです。
 頂上付近には三角点がありました。三角測量を行う時に地表に埋定された基準点です。経度・緯度の基準になるのが「三角点標石」です。


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