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鹿児島の旅と歴史
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加計呂麻島
かけろまじま
鹿児島県大島郡瀬戸内町


 加計呂麻島は本島にある瀬戸内町の港から船で約20分のところにあります。穏やかな入江は真珠やクロマグロの養殖も行なわれています。
 デイゴの並木の前にはサンゴ礁の海、白い砂浜、水のきれいなビーチが点在し、海水浴客やダイバーが多く訪れます。
 この付近で作られる黒糖焼酎は独特の甘みと香りを持った酒です。米こうじと奄美特産の黒砂糖を主原料に醸造された蒸留酒です。島唄を聞きながら一杯は最高です。
 加計呂麻島では砂糖きび栽培が盛んです。諸鈍(しょどん)まで行く途中の農家にはそれらの設備がありました。今から約400年も前の慶長6年(1601)に始まったそうです。
 砂糖きび酢も有名です。中国から約200年前杜氏が渡って来て、酢造りの方法が伝えられ、加計呂麻島の気候の中で永い間はぐくまれてきました。生活に欠かせない知恵として受け継がれ健康長寿の里を築いているのです。


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