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鹿児島の旅と歴史
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照国神社
てるくにじんじゃ
鹿児島市照国町19ー35


 照国神社は鶴丸城二の丸跡に建てられています。28代薩摩藩主島津斉彬を祀っている神社です。島津斉彬は嘉永4年(1851)からわずか7年の在任期間でしたが薩摩の英明君主と謳われた人物でした。
 島津斉彬はその短い在任期間に西洋文明の吸収に努め、工業を興し、富国強兵を進めて西郷隆盛や大久保利通らを育て、近代日本の基礎を築いた人です。
 この神社の中には「照国文庫資料室」という記念室があり、わずかですが、島津斉彬に関する資料を展示しています。
 鹿児島の夏の風物詩、「六月灯」は旧暦6月の間、南九州各地の寺社で開かれる夏祭りです。江戸時代、薩摩藩主が寺の観音堂を造りかえた際、献灯した故事にちなんで行われる地域のお祭りでした。
 庶民の間では夏場の病気や農作物の病虫害など災厄を払う意味でそれぞれの集落の神に参り、拝んできたのです。
 照国神社の六月灯は鹿児島市内で最大級、毎年およそ30万人を超す人出でにぎわいます。7月15、16の両日に開催されます。
 幅2.5mの大灯ろうをはじめ、約1000個の灯ろうの明かりに彩られるのです。
 境内には島津斉淋、久光、忠義3候の銅像が立っていました。
 3候の銅像の横には戊辰の役戦士顕彰碑が建てられています。
 薩摩からの戊辰戦争での戦死者は人夫・水夫・足軽を含み524名だったそうです。戦闘に参加したのは5千人いたそうです。



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