あなたは 番目の訪問者です。(ogino作成共通カウント)
直線上に配置
宮崎の旅と歴史
宮崎の旅        宮崎市

宮崎神宮
みやざきじんぐう
宮崎県宮崎市神宮2−4−1


 宮崎神宮は初代の神武天皇を祀る神社です。深い森に守られた歴史を秘めた神宮です。古くは神武天皇社と呼ばれていたそうです。
 旧官幣大社でした。神武天皇を祭神とし、左の相殿に父ウガヤフキアエズノミコト、右の相殿に母タマヨリヒメをお祀りしてあります。
 現在の社殿は明治39年の造営で、狭野杉で造営された流れ造りの清楚な社殿です。材料は全部県産の狭野杉だそうです。
 白木造りの神殿は、楠・杉の森に囲まれていて荘厳なたたずまいになっています。土産品店や屋台が立ち並ぶことなく、広大な緑の森に囲まれ清らかですがすがしく格式と歴史を感じる社です。
 ここは神武天皇の東征以前、都がおかれていたようです。神武天皇の皇子神八井耳(かむやいみみ)命の子、建磐竜(たけいわたつ)命が筑紫の鎮守となられた折、この地に天皇を祀ったのが始まりといわれています。
 後世後鳥羽天皇の時代の建久8年(1197)には地頭の土持太郎信綱が社殿を造営したようです。そして正保元年(1644)、文化10年(1813)、天保10年(1839)に造営改築されています。
  明治6年(1873)5月宮崎神社と改称されて県社になっています。明治11年(1878)宮崎宮と改められ、明治18年(1885)官幣大社に昇格しました。大正2年(1913)宮崎神宮と改められました。
 毎年10月下旬ごろには「神武さま」の名で親しまれている「宮崎神宮大祭」が行なわれます。神賑(しんしん)行列は宮崎神宮を出発し、瀬頭御旅所まで、ゆったりとしたペースで練り歩く祭りです。この行列には鵜戸さん詣りで記述したシャンシャン馬も花をそえ、宮崎の秋の風物詩となっているそうです。


宮崎県の旅と歴史へ 旅と歴史トップページへ


直線上に配置