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長崎の旅と歴史
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日本二十六聖人記念館
にほんにじゅうろくせいじんきねんかん
長崎県長崎市西坂町7ー8
Tel 095-822-6000


 長崎市街を見下ろす西坂公園の「日本二十六聖人殉教地」にある記念館です。昭和37年(1962)6月列聖百周年を記念して、日本二十六聖人の記念碑とともに建てられました。 昭和56年(1981)にはローマ教皇ヨハネ・パウロ2世も来館されています。
 鉄筋コンクリート3階建の記念館および隣接する聖堂の設計を手がけたのはアントニ・ガウディの研究者でもあった今井兼次です。
 ここでは毎年、処刑された2月5日に二十六聖人の殉教記念祭が行われています。
 豊臣秀吉の命令により捕えられたキリシタンらは、京都、大阪で引き回され、左の耳たぶを切り落とされ、厳冬期、長崎まで歩かされました。そして慶長元年12月19日(1597/2/5)処刑されたのです。この殉教のできごとは、ヨーロッパに広く伝わり、ローマ教皇は「日本二十六聖人」と称して聖人に列しました。
 記念館では26人の殉教者を称えると共に、聖フランシスコ・ザビエルの渡来から明治政府下の宗教弾圧に至るまで、330年間のキリスト教の歴史を紹介しています。 長谷川路可のフレスコ画「長崎への道」、フランシスコ・ザビエルの書簡などキリシタン関連の貴重な品々が収蔵されています。
潜伏キリシタンの墓碑


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