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長崎の旅と歴史
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日本二十六聖人記念聖堂 聖フィリッポ教会
にほんにじゅうろくせいじんきねんせいどう せいふぃりっぽきょうかい
長崎県長崎市西坂町7−8
Tel 095-822-6000


 日本二十六聖人の列聖百年を記念して昭和37年(1962)6月に記念館とともに建てられた聖堂です。スペインの建築家アントニオ・ガウディを日本に紹介した今井兼次による設計で、ガウディの影響を受けたモザイクの双塔が特徴です。
 大浦天主堂が日本二十六聖殉教者聖堂という正式な名称を持っていたため、26聖人殉教者の一人、聖フィリッポ・デ・ヘススの名をとって日本二十六聖人記念聖堂 聖フィリッポ教会という長い名前になったということです。
 24歳のメキシコ人聖フィリッポは、フィリピンで司祭になるための勉強を終え、司祭叙階を受ける帰路、日本に立ち寄りました。豊臣秀吉の命令により捕えられたキリシタンらとともに、京都、大阪で引き回され、ここ長崎西坂の丘で慶長元年12月19日(1597/2/5)処刑されてしまったのです。 
 教会の2本の塔には、庶民生活を表す、置物や、食器のかけらなどが一面にモザイクのように張り巡らされています。教会の壁や塔に埋め込まれている焼き物は、京都から長崎までの道沿いで作られた焼物が使われているそうです。26聖人が歩かされた苦しい道のりを表現したものです。


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