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長崎の旅と歴史
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グラバー園
ぐらばーえん
長崎県長崎市南山手町8ー1
Tel 095-822-8223


 ここ南山手地区一帯は、鍋冠山の麓に広がる斜面地で、グラバー園はその高台の一角に位置しています。長崎港を見下ろす高台に位置する住宅地でその昔、外国人の居留地だったところなのです。

 緑と季節の花々に囲まれた園内は異国情緒を存分に味わうことができます。
 昔の「グラバー邸」の場所付近に旧ウォーカー邸、旧リンガー邸、旧オルト邸、旧三菱第2ドックハウス、旧長崎地方裁判所長官舎などの洋館を解体移転して園内に設置し3万uの広さを持つ「グラバー園」に名称変更され、今日に至っています。
 メインの旧グラバー邸は、文久3年(1863)に建築されたコロニアル・スタイル(バンガロー式)の瀟洒な平屋建てです。四葉のクロ−バ−の形をした屋根になっています。
 応接室、寝室、事務所などがあり、資料も展示されています。オペラ「蝶々夫人」ゆかりの地とされ、現存する木造洋館では日本最古のものとなっています。
 複雑で独特な凸字形の平面計画となっていて、 施工したのは、 大浦天主堂やオルト邸を建築した天草の職人小山秀(小山商会)だったそうです。
 この邸宅の主、トーマス・グラバーは英国人で21歳の時上海から渡来し日本でグラバ−商会を設立しました。 薩摩, 長州, 土佐, 佐賀の藩士と手を握り、 武器, 弾薬等の売り込みで、 短期間のうちに財をなしました。


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