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長崎の旅と歴史
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大浦天主堂
おおうらてんしゅどう
長崎県長崎市南山手町5ー3
Tel 095-823-2934


 江戸時代末期の元治元年(1864)にフランス人・プチジャン神父によって建てられた日本最古の木造ゴシック様式の教会です。大浦天主堂の正式名称は「日本26聖人殉教者聖堂」といい、殉教の地である西坂の丘に向いているそうです。別名フランス寺と呼ばれ昭和8年(1933)に国宝に指定されています。
 豊臣秀吉の禁教令により、慶長元年(1597)に、長崎西坂の地で処刑されたキリスト教徒、いわゆる日本26聖人に捧げるためにこの聖堂は建立されました。
 元治2年(1865)天主堂を参観にきた浦上山里村の杉本ユリら15人がプチジャン神父に、キリシタンであることを告げました。長崎県内だけでも数万人のキリシタンが250年間、密かに信仰を守ってきたのです。「潜伏キリシタンの発見」は当時の教皇ピウス9世のもとにもたらされた。教皇は感激して、これを「東洋の奇蹟」と呼んで感激させたということです。
 昭和20年(1945)長崎に落とされた原爆で被爆し破損しましたが、爆心地から比較的離れていたため焼失は免れました。ステンドグラスは爆風で大破しました。現在の物はパリから取り寄せたものだそうです。


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