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佐賀の旅と歴史
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多久聖廟
たくせいびょう
佐賀県多久市多久町1642
Tel 0952-75-5112


 多久聖廟は全国の孔子廟の中でももっとも壮麗といわれ、数多くの観光客が訪れれています。学問の神様としても有名です。
 江戸時代、多久領は多久氏によって治められていました。多久家4代を継いだ多久茂文(しげふみ)は佐賀藩2代藩主鍋島光茂の3男で、幼くして多久茂矩の養子となりました。
 茂文は多久領を治めるためには教育が必要と考え、学校と孔子像を安置する聖廟の建設に着手しました。
 元禄12年(1699)、まず学問所(後の東原庠舎(とうげんしょうしゃ))を建設し、講堂に孔子像を安置しました。宝永5年(1708)に椎原山の麓に聖廟(恭安殿)を完成させ、孔子と四配(顔子、曾子、子思子、孟子)像を納め、祀っています。
 多久聖廟は中国風の外観で、桁行3間、梁間4間、1重裳階付きの妻入りで、屋根は入母屋造りの本瓦葺きです。正面には唐破風造りの1間の向拝が付いています。国の重要文化財に指定されています。


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