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北海道・釧路の旅   川上郡弟子屈町

硫黄山
いおうざん
北海道川上郡弟子屈町川湯
Tel 015-483-3511


 硫黄山は第四紀火山で活火山です。標高は512m、アトサヌプリとも呼ばれています。アイヌ語でアトサ(裸)ヌプリ(山)という意味です。茶色の地肌がむき出しの山麓から山頂にかけて無数の噴気孔があり、硫黄分を含んだ白煙が上がっています。
 明治初期には硫黄の産出も行われていました。明治19年(1886)には約1万400トンを採鉱し、全道一の硫黄鉱山になるほどの埋蔵量を誇っていました。大量採鉱、大量輸送によって硫黄資源は枯渇してしまい、明治29年(1896)に採鉱を休止、鉄道も廃線になりました。
 8千年ほど前、屈斜路カルデラで発生した大噴火により隆起して硫黄山が出来、その後、安政年間(1854年頃)に小噴火しました。「熊落とし」火口がその時のものです。遊歩道で噴気地帯まで入ることもできます。



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