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千葉の旅と歴史
千葉の旅      銚子市

屏風ヶ浦
びょうぶがうら
千葉県銚子市三崎町
(国の名勝)
(国天然記念物)


 屏風ヶ浦は、千葉県銚子市から旭市までの太平洋海岸線に連なる海食崖の景勝地です。延々10キロにわたる海岸の絶壁は、ドーバー海峡にあるホワイト・クリフに似ていることから東洋のドーバーと呼ばれています。荒削りで雄大なスケールで素晴らしい眺めです。
 海抜40mから50mの高さを誇り、その勇壮な景色は迫力満点です。太平洋の波や海風に浸食された壁面は、まさに圧巻!自然の力強さと大きさを実感できます。天気の良い日には、地層の研究に訪れる人も多いそうです。
 一億年以上前の硬い岩石を基盤として新第三紀鮮新世から第四紀更新世(約300万年前 - 40万年前)の海洋性の環境で堆積した犬吠層群に属する名洗層、飯岡層と、その上に不整合面で接する内湾的な環境で堆積した香取層、関東ローム層をみることができます。犬吠層群の岩石(ノジュール状泥岩)は飯岡石と呼ばれています。平成28年(2016)に国の名勝及び天然記念物に指定されました。


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