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千葉の旅と歴史
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市川市東山魁夷記念館
千葉県市川市中山1−16−2
Tel 047-333-2011


 市川市東山魁夷記念館は、平成17年(2005)11月に開館しました。日本を代表する日本画の巨匠で、市川の名誉市民にもなっていた故東山魁夷の記念館です。戦後の昭和20年(1945)から平成11年(1999)に亡くなるまで50年近く市川に住まわれました。
 記念館は六角塔のある西洋風で、地下1階、地上2階の建物です。六角塔のある1階のエントランスホールの右に展示室があります。身の回りにあった資料が展示され、画伯の人生を垣間見ることができます。情報コーナー、多目的室では講演会が開かれたり、映像資料で楽しめます。
 東山魁夷は本名は東山新吉といい、明治41年(1908)に横浜で生まれました。大正15年(1926) 東京美術学校(現東京芸術大学)日本画科に入学し、3年後の帝展に「山国の秋」を初出品して初入選しています。卒業後、 ドイツへ留学、昭和20年(1945)に東部第83部隊(現千葉県柏市)に入隊し、 熊本で終戦を迎えています。
 戦後、第3回の日展で「残照」が特選に選ばれ、風景をモチーフにした独自の表現を追求しました。北欧、ドイツ、オーストリア、中国にも取材。東宮御所、皇居宮殿の障壁画を担当しました。10年かけた大作、唐招提寺御影堂障壁画「黄山暁雲」は話題になりました。


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