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千葉の旅
香取市
佐原の町並み
さわらのまちなみ
千葉県香取市佐原イ
北総の小江戸と呼ばれる佐原は古くから利根川の水運と周辺地域の商業中心地として栄えました。川の両岸には、蔵造りの家や千本格子の家が立ち並んでいます。
黒漆喰塗の土蔵造りで、重厚な瓦屋根の建物が 江戸時代にタイムスリップさせてくれます。そして今でも商売を続けているのです。江戸期以来おそば屋を続けている小堀屋本店です。天明2年(1782)の創業で初代が昆布を練り込んだ真っ黒なそば「黒切そば」を考案し八代目の現在まで引き継がれているそうです。
江戸時代の佐原は「小江戸」と呼ばれていました。この周辺の町並みには、国指定史跡の伊能忠敬旧宅や県指定有形文化財の小堀屋本店店舗、正文堂書店店舗など土蔵造りの古い商家が建っています。
関東3大祭りの一つ「佐原まつり」も有名です。豪華絢爛を競い、山車で奏される佐原囃子(ばやし)は県指定無形民俗文化財で水郷情緒を彷彿させてくれます。
町の北に流れる利根川へ流れこむ小野川が運河の役目をし、この川沿いに古い町屋が並んでいます。蛇行しながら流れる小野川沿や、香取神宮 に向かう香取街道沿いの町並みには柳や小舟が彩りを添えています。
これらの町並みは平成8年(1996)12月10日に、文化庁から「重要伝統的建造物群保存地区」の指定を受けました。関東地方では初めての指定地区となります。
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