あなたは 番目の訪問者です。(ogino作成共通カウント)
直線上に配置
千葉の旅と歴史
千葉の旅      勝浦市

八幡岬公園
はちまんみさきこうえん
千葉県勝浦市浜勝浦221
Tel 0470-73-1211 勝浦市観光商工課


 八幡岬公園は、室町から江戸初期まで続いた、勝浦城主・正木氏の居城跡地に整備された自然公園です。約4700平方mの公園には、遊歩道、子供の広場、子供用アスレチック、展望広場などが設けられています。
 勝浦湾の東側に突き出た細長い半島の八幡岬(県内のいすみ市にも八幡岬があります)の上に広がる公園から、勝浦湾や太平洋を一望することができます。園内の一角の高台には養珠夫人(お万の方)の像があります。
 天正18年(1590)、後北条氏が秀吉に攻略され、滅亡すると、勝浦城も本多忠勝などの軍勢に攻められて落城しました。この時、お万布晒しの伝説が生まれています。城主正木頼忠の娘のお万は、落城の折り、松の根方に白布をさらし、それを伝わって洋上に逃れたという話です。
 伝説の真偽はわかりませんが、お万は、のちに家康の側室となり、「養珠夫人」と称され、8代将軍徳川吉宗の祖父にあたる紀伊徳川家藩祖・徳川頼宣と、 水戸黄門(光圀)の祖父になる水戸徳川家藩祖・徳川頼房を産んでいます。


 千葉トップページへ 旅と歴史トップページへ


直線上に配置