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千葉の旅と歴史
千葉の旅      南房総市

伏姫籠穴
ふせひめろうけつ
千葉県南房総市合戸269
Tel 0470-33-1092 南房総市商工観光課


 伏姫の籠穴は富山(とみさん)中腹付近にあります。滝沢馬琴の名作「南総里見八犬伝」の冒頭で語られる、 伏姫(ふせひめ)と八房(やつふさ)が一緒に住んでいたとされる洞窟です。八房が眠るという「犬塚」もあり、辺りは木々がうっそうと茂り、幻想的な雰囲気です。
 安房の城主・里見義実が敵に攻め込まれ、敵の首を持ってきた者に伏姫を嫁がせる」と言い放ちました。それを聞いた犬の「八房」が敵の首をとってきます。伏姫は約束だからと八房と一緒に穴に篭ります。この穴が伏姫籠穴といわれています。
 その後、八房は里見家の家臣に殺害されますが、伏姫は子を宿し、自害しようとお腹を切った所、中から8つの珠が出てきて、それが八方に飛び散りました。不思議な力でつながった「仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌」を持つ八犬士たちが里見のために忠義をつくし活躍する物語です。


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