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千葉の旅と歴史
千葉の旅      南房総市

高家神社
たかべじんじゃ
千葉県南房総市千倉町南朝夷164
Tel 0470-44-5625


 高家神社は谷津(やつ)という集落にあり、日本で料理の神様を祀る唯一の神社です。毎年10月17日(神嘗祭)と11月23日(新嘗祭)には包丁式が奉納され、多くの料理人や見物客で賑わいます。
 高家神社境内で執り行われる包丁式は包丁と箸を用いて手を触れずに鯛、鯉、真魚鰹などを調理します。烏帽子を被り、裃を着用し、調理人、立会人などにより執り行われる古式ゆかしいものです。
 元和6年(1620)、高木吉右衛門は桜の木の下から木像と2面の鏡を発見し、それを神体として「神明社」として神社を創建しました。その200年後、この鏡に「御食津神、磐鹿六雁命」と書かれていることが判明しました。所在不明であった高家神社の神体であろうと、文政2年(1819)、京都の吉田御所に届け出て、神明社から高家神社に改称しました。
 祭神の磐鹿六雁命(いわかむつかりのみこと)は景行(けいこう)天皇が安房に立ち寄ったとき、勝山沖の浮島でハマグリを料理し献上したと伝えられています。「料理の祖神」を祀る神社として料理関係者や醤油醸造業者などから崇敬されています。


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