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千葉の旅と歴史
千葉の旅      夷隅郡大多喜町

大多喜城(総南博物館)
おおたきじょう(そうなんはくぶつかん)
千葉県夷隅郡(いすみぐん)大多喜町大多喜481
Tel 0470-82-3007


 上総大多喜城本丸跡に建設された天守閣づくりの建物は総南博物館です。「房総の城と城下町」を主題として、古代から近世までの武器、武具、武家の社会に関する資料などを展示しています。
 ここは江戸時代、大多喜藩が置かれていました。大多喜城は、平山城で、初めは小田喜城(おだきじょう)と呼ばれていたそうです。上総大多喜城は戦国時代に築かれ、小田原北条氏の滅亡に伴い、天正18年(1590)に本多忠勝が入城しました。
 本田氏3代のあと、阿部、青山、稲垣氏が治めました。元禄16年(1703)大河内松平氏が入り9代続きました。松平正質(まさただ)が最後の城主となり、明治維新を迎えました。
 明治3年(1870)12月に城は取り壊され、その後本丸も姿を消しました。本丸、二の丸、三の丸の城構えでしたが、現在、県立大多喜高校の敷地になっている二の丸跡に薬医門、大井戸が残っています。


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