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群馬の旅と歴史
群馬の旅      吾妻郡長野原町

六里ヶ原の道しるべ観音
ろくりがはらのみちしるべかんのん
群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢 1988


 浅間山北麓は六里ヶ原とよばれていました。天明3年(1783)の浅間山の大噴火の影響で、当時は交通の難所でした。天明4年(1784)地元の人々により、沓掛、大笹、狩宿の分岐点になっていた分去(わかされ)茶屋に観音仏が建立されました。(寛政5年に完成したそうです)この観音仏は道しるべ観音の基点になっていたため基点観音と呼ばれたそうです。
 文化5年(1808)、分去(わかされ)茶屋の助四郎という人の勧化により六里ヶ原の道しるべとして観音仏が作られ、基点観音を中心に沓掛、大笹、狩宿の三方向にそれぞれ33体ずつ設置されました。
 100体作られたうち30数体が確認され、桜岩地蔵堂に集められ町の指定文化財になっています。平成3年(1991)に、地元の人々により100体に復元され整然と並んでいます。


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