神奈川の旅　　　　　　横浜市金沢区

八景島シーパラダイス
はっけいじましーぱらだいす
神奈川県横浜市金沢区八景島

八景島シーパラダイスは「自然と海と人とのかかわり」をテーマとした施設活用型レクリエーションの拠点として平成５年（1993）５月にオープンしました。西武不動産やプリンスホテルなど西武鉄道グループを中心とする９社が出資し、横浜市が人工島である八景島を造成しました。

水族館本館であるアクアミュージアム、イルカの展示を中心とした別館であるドルフィンファンタジー、展示されている動物を間近で観察することを特徴とする展示エリアであるふれあいラグーン、うみファーム、乗物施設のプレジャーランドなどから構成されています。

八景島そのものは横浜市が管理する公園ですので、入島は無料です。一方、シーパラダイスは企業が運営していますので、入館料やアトラクションの利用には料金がかかります。

日本最大級の水族館アクアミュージアムはピラミッドのような外観の大規模水族館です。第１水族館「アクアスタジアム」、第２水族館「ドルフィンファンタジー」、第３水族館「ふれあいラグーン」、第４水族館「うみファーム」と分かれています。

海の映像館・アクアシアターは７２０インチデジタルハイビジョンシアターで、アクアミュージアム上部にあります。イルカの水族館「ドルフィンファンタジー」ではイルカが主役です。トンネル状の水槽と円筒型の水槽で構成されています。

うみファームは「海育」をコンセプトにした水族館で平成２５年（2013）にオープンしました。いけすの魚や海草の観察などを通じて海を学ぶ「海育（うみいく）」をテーマにしています。ふれあいラグーンは鯨が主役です。間近で見れるように水槽の縁が低く設計されています。

シーパラダイスの中でアクアミュージアムと並んで人気があるのが海をテーマにしたスリルが楽しめるプレジャーランドです。サーフコースター リヴァイアサンは日本初の一部海上走行ローラーコースターです。平成２６年（2014）から新車両「BLADE（ブレイド）」が導入されています。

海の魔物「リヴァイアサン」を倒すというストーリーで、プレジャーランドの目玉アトラクションになっています。海に突き出したループを駆け抜け、海へダイビングするような気分が味わえます。またチューブ型ボートによる激流川下りのアクアライドIIでは最大６５度に傾斜する海賊船や髑髏の滝などが現れます。

ドーナツ状キャビンの中で椅子に座ったまま９０ｍの高さまで上昇する「シーパラダイスタワー」などもあります。７分半かけて３回転半周りながら上下し、３６０度のパノラマを見る事ができるパノラマ回転展望台です。

他にも屋外のスポーツクライミングアトラクション青空クライミング ROCKNROCK（ロックンロック）や、令和元年（2019）リニューアルされた巨大立体迷路デッ海（デッカイ）なども知恵と体力、信頼が試される人気があるアトラクションです。

八景島の総面積は２４ヘクタール、東京ドームの約１８倍はある広さです。島全体が、水族館、遊園地、レストラン、ショップ、ホテル、公園などが集まった、一つの大きなアミューズメント施設になってます。マスコットキャラクターのシーパラシー太も待っていてくれます。

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