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栃木の旅と歴史
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日光奉行所跡
にっこうぶぎょうしょあと
栃木県日光市安川町10−24


 日光奉行所跡は西参道近くの土手の上にあります。ここには史蹟日光奉行所跡と刻まれた石碑と説明板だけが残されています。元禄13年(1700)に日光山守護として40年を日光廟に尽くした梶定良(かじさだよし)の屋敷を役宅として日光奉行が置かれました。寛政3年(1791)には役宅に接して役所が建てられました。
 日光奉行は、日光廟の警備、営繕、祭事一切を司るほか、日光全体の取り締まりや公事訴訟まで取り扱ったようです。
 明治2年(1868)に日光県が置かれ、その庁舎にあてられましたが、明治4年、廃県とともに建物も取り壊されました。跡地はホテル、会社用地などとなり、現在は輪王寺の信徒会館が建っています。昭和35年(1960)に日光市の文化財に指定されています。


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