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栃木の旅と歴史
栃木の旅       日光市

日光東照宮御旅所
にっこうとうしょうぐうおたびしょ
栃木県日光市山内2301
Tel 0288-54-0560


 日光東照宮の御旅所は国指定重要文化財で日本三大奇橋の1つである神橋の近くにあります。御旅所とは神社の祭礼で、祭神が巡幸するとき、仮に神輿(みこし)を鎮座しておく場所のことです。
 百物揃千人武者行列と呼ばれる渡御祭(とぎょさい=神輿が神社を出て氏子中などを回ること)の時は、東照宮の神輿舎から御旅所までの約1kmを鎧武者などが練り歩き、最後尾に神輿が運ばれます。御旅所に着くと「御旅所祭」が行われます。
 神輿は御旅所神殿に祀られ、拝殿には三品立七十五膳と呼ばれる山海の幸が神職の手で供えられ、日光二荒山神社の巫女による「八乙女の舞」、日光東照宮神職による「東遊の舞」の二つの舞が古式雅やかに奉納されます。御旅所の拝殿、本殿、神饌所は国指定重要文化財です。

東照宮御旅所拝殿(国重文)
 東照宮御旅所の拝殿は間口3間、左側1間通り庇付き、奥行3間、一重、入母屋造り、庇すがる破風付き、瓦棒銅板葺きの建物です。江戸時代中期の貞享2年(1685)に建てられています。昭和19年(1944)に国の重要文化財に指定されています。
御旅所拝殿

東照宮御旅所本殿(国重文)
 東照宮御旅所の本殿は間口3間、奥行3間、一重、入母屋造り、瓦棒銅板葺きで、正面に軒唐破風が付いています。江戸時代中期の貞享2年(1685)に建てられています。昭和19年(1944)に国の重要文化財に指定されています。
御旅所本殿

東照宮御旅所神饌所(国重文)
 東照宮御旅所の神饌所(しんせんしょ)は間口7間、奥行3間、一重、入母屋造り、銅板葺きです。江戸時代中期の貞享2年(1685)に建てられています。昭和19年(1944)に国の重要文化財に指定されています。
御旅所神饌所


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