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栃木の旅と歴史
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村檜神社
むらひじんじゃ
栃木県栃木市岩舟町小野寺2255


 村檜神社は、熊野大神と大山昨命を祀って大化2年(646)に創建されました。延喜5年(927)に制定された延喜式神名帳に記載されている延喜式内社で、小野寺十郷の総鎮守・下野国の三之宮として長い歴史を持っています。
 清和天皇代に勧請した皆川村小野口字八幡澤の八幡大神を、第58代光孝天皇の時代に合祀し、その時より誉田別命を祭神としています。明治維新後には郷社に列格しています。本殿は国の重要文化財に指定され、社叢は栃木市の指定文化財です。

村檜神社本殿(国重文)
 村檜神社の本殿は三間社春日造り(さんげんしゃかすがつくり)という珍しい様式で、屋根は檜の皮を重ね竹釘を用いる檜皮葦(ひわだぶき)です。本殿は室町時代後期の天文22年(1553)に建てられたもので、明治41年(1908)に国の重要文化財に指定されています。
村檜神社本殿
 向拝の海老虹梁の側面や、組物の拳鼻、屋根の懸魚の彫刻類はすべて図柄が一つずつ異なっています。室町時代特有の華麗な絵様も格別で、他にあまり例を見ないほど、技法はすばらしく、貴重なものです。本殿左方の柱には左甚五郎の作と伝えられる瓜の彫刻が彫られています。
村檜神社本殿

村檜神社社叢
 村檜神社の神社の境内は広大です。社叢は栃木市の指定文化財です。参道両側の杉などは樹齢が千年といわれています。
村檜神社社叢


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