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栃木の旅と歴史
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多気不動尊(多気山持寳院)
たげふどうそん(たげさんじほういん)
栃木県宇都宮市田下町563
Tel 028-652-1488


 多気不動尊(多気山持寳院)は真言宗智山派のお寺です。宇都宮の西北10Km、多気山(376m)の中腹に位置し、弘仁13年(822)、日光開山勝道上人の弟子尊鎮法師により創建されました。
 当初は馬頭観音を本尊としていましたが、建武2年(1335)、宇都宮9代城主藤原公綱により今の本尊不動明王が本尊として氏家の勝山城からここに遷座されました。そして宇都宮氏代々の祈願所として繁栄しました。
  平安時代に造られた本尊の不動明王は金色の光背と、真っ赤な火炎を背にした高さ1.2mの寄木造りです。宇都宮市の文化財に指定されていて、毎年9月1日のみ開帳されています。火災の防止、商売繁盛の不動尊として知られています。
 境内をとりまく林も天然記念物で日本の暖帯林の北限とされ、市の文化財に指定されています。春は桜、秋は紅葉の名所で大勢の人が訪れます。


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