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東京の旅と歴史
東京の旅      文京区本郷

赤門(旧加賀屋敷御守殿門)
あかもん(きゅうかがやしきごしゅでんもん)
東京都文京区本郷7ー3−1
Tel 03-3812-2111


 日本の最高学府は東京大学です。そのシンボルが朱色に塗られたこの赤門です。表門の黒門に対して赤門と呼ばれたのです。昔ここは加賀藩前田家上屋敷でした。屋根の上の棟瓦には葵の紋、軒の丸瓦には前田家の家紋梅鉢があります。
 文政11年(1828)、11代将軍家斉の娘溶姫が前田家13代斉泰に嫁入りしました。その際の迎え入れのための門だそうです。この赤門(旧加賀屋敷御守殿門)は国の重要文化財に指定されています。
 江戸時代において、三位以上の大名に嫁いだ徳川将軍家の子女、あるいはその居住する奥御殿を御守殿(ごしゅでん)あるいは御住居(おすまい)と称し、その御殿の門を丹塗(にぬ)りにしたところから俗に赤門と呼んだそうです。

旧加賀屋敷御守殿門(赤門)(国重文)
 赤門は切妻造り、本瓦葺きの三間薬医門です。左右に各4.1mの腰縦羽目板張り、本瓦葺きの繋塀があり、離番所が付いています。番所は左右とも間口3間、奥行2間、一重、本瓦葺きで、前後に唐破風が付けられています。文政10年(1827)頃の建立とみられ、昭和6年(1931)に国の重要文化財に指定されています。
東京大学赤門


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