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東京の旅と歴史
東京の旅          港区三田

慶應義塾大学三田演説館
けいおうぎじゅくだいがくみたえんぜつかん
東京都港区三田2ー15ー45


 福沢諭吉が創設した慶応義塾大学は安政5年(1858)に豊前(大分県)中津藩藩邸の長屋で始まりました。 現在、三田演説館は春秋2回の三田演説会のほかウェーランド経済書講述記念講演会などの会場として使用されています。
 明冶6年(1873)、福沢を中心に門下生数名が西洋のスピーチ(演説)、ディベート(討論)の法を研究し「演説」というものがわが国で生まれました。翌年には第1回の演説会をが開かれ、明治8年(1875)には三田演説館が建てられました。
 当初は現在の図書館旧館と塾監局との中間に建てられていましたが、大正13年(1924)に現在の場所に移築されています。 その後、昭和22年(1947)5月の修復、平成7年(1995)解体修復が施され、平成9年(1997)4月から現在の姿となっています。
 三田演説館は床面積58坪(192.16平方m)で、木造寄棟造り、瓦葺き、洋風、なまこ壁、一部2階建てで総坪数は付属の建物と合わせて87.9坪(290.34平方m)です。
 アメリカからいろいろな会堂の図面を取り寄せ、それらを参考にして千数百円を投じて造られたそうです。昭和42年(1967)には国の重要文化財に指定されました。


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