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東京の旅と歴史
東京の旅         港区・品川区・江東区

お台場
おだいば
東京都港区台場、品川区東八潮、江東区青海


 お台場は幕府が黒船来航後、江戸防衛のため築いた砲台の跡です。空き地や倉庫街でしたが、現在では人工の砂浜や公園、パレットタウン、ショッピングセンター、大観覧車などが建ち並び、絶好の散歩スポット、デートスポットになっています。
 嘉永6年(1853)、アメリカのペリー艦隊が来航して幕府に開国要求を迫まりました。これに脅威を感じた勘定奉行の川路聖謨らが江戸防衛のため、海防の建議書を提出した伊豆韮山代官の江川英龍に命じ、洋式の海上砲台を建設させました。
 台場は石垣で囲まれた正方形や五角形の洋式砲台で、海上に第一台場から第三台場が造られ、その後に第五台場と第六台場が完成しました。佐賀藩で鋳造した洋式砲を置きましたが、一度も使われず開国することとなりました。
 東京都は都心の混雑を緩和するため、東京臨海副都心として開発を進め、レインボーブリッジを造りました。そして世界都市博覧会の会場として企業進出を図りました。(その後、都市博覧会は中止となりました)。平成9年(1997)フジテレビが移転し、「踊る大捜査線」で知名度が上がり、平成14年(2002)にりんかい線が全線開通し、商業施設、居住施設、ランドマークが続々と誕生しました。

 フジテレビ本社の球体展望室「はちたま」は お台場のシンボルです。正面1階から96.5mのチューブエスカレーターに乗り、7階のフジテレビプラザまで行き、専用エレベーターで25階の「はちたま」まで昇ります。臨海副都心一の高さ123.45mからは新宿都庁や横浜、富士山まで眺められます。
フジテレビ本社
 下りエスカレータを5階で降りると、スタジオ見学ができる「きっかけストリート」の入口があります。人気番組のセットで記念写真をとれたり、フジテレビスタジオの収録風景が見れたり、各番組のパネル写真が展示してある楽しい見学施設です。
フジテレビ本社

 ホテル日航東京は平成8年(1996)3月に開業しました。お台場が世界都市博覧会会場になっていたため向かいのホテルグランパシフィック・ル・ダイバと共に、建設されました(博覧会は中止)。ミシュランガイド東京日本語版2009の「快適なホテル格付け順」で、黒い家マーク4つのアーバンリゾート型ホテルとして人気があります。
ホテル日航東京

 レインボーブリッジは平成5年(1993)に架けられた台場と芝浦を結ぶ美しい吊り橋で、上に首都高速11号台場線、下に一般道及びゆりかもめの二段構造になっています。無料で通れる片道約1.7kmの遊歩道があり、約30分の絶景を散策できます。
レインボーブリッジ

 ローマ神話の女神リベルタスを型どった自由の女神像は平成12年(2000)に設置されました。そこにはパリの自由の女神像がフランスから運ばれ平成10年(1998)から翌年まで設置されていました。高さ11m、重さ9トンのブロンズ像はフランス政府公認のフランスのクーベルタン鋳造所で複製されたブロンズ像です。
自由の女神像

 テレコムセンタービルは情報・文化発信ビル通信情報網の拠点です。高さ99mの21階にあるテレコムセンター展望台は人気があります。
テレコムセンタービル

 日本科学未来館は平成13年(2001)に誕生したサイエンス・ミュージアムで、宇宙飛行士の毛利衛さんが館長を務めています。常に最先端の科学技術を展示・公開している情報発信拠点です。
日本科学未来館
 ここには世界最多の500万個の恒星を映し出す最先端のプラネタリウム投影機があります。世界で最も先進的なプラネタリウム投影機としてギネスワールドレコードにも認定されています。
日本科学未来館

 船の科学館の横には南極観測船「宗谷」が保存・公開されています。船の科学館は海と船をテーマとする博物館でしたが平成23年(1011)9月に本館は閉館され「宗谷」のみの展示となっています。
南極観測船「宗谷」


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