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東京の旅と歴史
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有章院霊廟二天門
ゆうしょういん れいびょうにてんもん
東京都港区芝公園3−3−1


 重要文化財の有章院霊廟二天門です。
現在の徳川家の霊廟は増上寺本堂の後ろにまとめられていますが、戦前まではいくつもの塔屋の並ぶ規模の大きな霊廟だったそうです。しかしそのほとんどが戦災で消失してしまいました。
 現在の東京プリンスホテル敷地には戦前6代将軍家宣の文照院霊廟と並んで、7代将軍家継の有章院霊廟がありました。プリンスホテル正面の二天門は有章院霊廟の総門です。霊廟は8代将軍吉宗が享保元年(1716)に建立しました。
 この二天門は銅瓦葺き、切妻造りの八脚門で、左右に仏法守護の役目を持つ広目天、多聞天の二天が祀られています。日比谷通りに面して立つ旧台徳院霊廟惣門、旧有章院霊廟二天門などがかろうじて焼け残り、国の重要文化財に指定されています。


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