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東京の旅と歴史
東京の旅          台東区

浅草神社
あさくさじんじゃ
東京都台東区浅草2−3−1
Tel 03-3844-1575
(国重文)


 浅草神社は浅草寺本堂と二天門の間にあります。浅草寺の創建に関わった土師真中命(はじのまつちのみこと)と檜前浜成命(ひのくまのはなまりのみこと)、檜前竹成命(ひのくまのたけなりのみこと)兄弟の3命が祀られているので、三社権現と称していました。
 のちに東照権現(家康)も祀られましたが、明治元年(1866)に三社明神と改称、さらに、明治の神仏分離令により明治6年(1872)には現在の浅草神社と改称され浅草寺と切り離されました。現存の社殿は徳川家光の寄進で慶安2年(1649)に建てられています。
 本殿と拝殿の間に幣殿(石の間)を設けた「権現造り」です。拝殿は間口7七間、奥行3間、一重、入母屋造り、本瓦葺きで、3間の向拝があります。昭和21年(1941)に国の重要文化財に指定されています。本殿は銅板葺きの、三間社流造りです。幣殿は間口3間、奥行1間、一重、銅板葺きで、前面は入母屋造りで、背面は本殿に接続しています。昭和26年(1946)に幣殿・本殿が国の重要文化財に指定されています。
 「三社祭」は浅草神社の例大祭で、神社神興三体の宮出し、宮入りと各町渡御、四十四カ町町神興の連合渡御などが行われます。江戸三大祭の一つで、「火事と喧嘩は江戸の華」といわれる江戸っ子の心意気を示して、神と人が一体となって盛り上がります。


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