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愛媛の旅と歴史
愛媛の旅        松山市

道後公園(湯築城跡)
どうごこうえん(ゆづきじょうあと)
愛媛県松山市道後公園
Tel 089-941-1480 湯築城資料館


 道後公園は、明治以来の長い歴史を有する県立都市公園です。桜の名所として有名で、松山地方気象台では、道後公園の桜を標本木に指定し、桜前線の目安としています。また、ここは中世の時代に伊予(愛媛県)の守護であった河野氏が本拠地としていた湯築城跡でもあります。
 14世紀前半、河野氏によって、東に追手門、周りに二重の堀をめぐらせた平山城「湯築城」が築城されました。天正9年(1581)以後、四国を狙う土佐の長宗我部元親が伊予に侵入し、城主であった河野通直は応戦しました。
 天正13年(1585)、豊臣秀吉の命を受けた小早川隆景らの軍が伊予に侵攻しました。湯築城は、1ヶ月の篭城の後に降伏しました。河野通直は命は助けられましたが、2年後に病没しました。湯築城は小早川隆景に与えられましたが、隆景の所領は筑前に移されました。
 天正15年(1587)、福島正則が城主となりましたが、国分山城に居城を移したため、湯築城は廃城となりました。堀や土塁など城の地割(じわり)が当時の姿のままよく残っています。平成14年(2002)に国の史跡に指定され、平成18年(2006)には日本100名城にも選ばれています。


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