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愛媛の旅
松山市
道後温泉本館
どうごおんせんほんかん
愛媛県松山市道後湯之町5ー6
Tel 089-921-5141
道後温泉は、日本書紀にも登場する3000年の歴史がある日本最古の温泉です。足を傷めた一羽の白鷺(しらさぎ)が岩間から湧き出る湯で傷を癒したという名湯には、多くの偉人、文人墨客が来湯しています。
明治27年(1894)に建築された道後温泉本館は木造三層楼の建物です。平成6年(1994)に、近代和風建築としてのすばらしさと保存状態のよさから、国の重要文化財に指定されました。
夏目漱石の小説「坊っちゃん」の中に登場してくる住田の温泉とは、この本館のことなのです。 道後温泉本館は、約20ヵ月の工期と13万5千円という当時では破格の予算で建造されたそうです。
出雲の国から伊予の国への途中、大国主命は急病に苦しむ少彦名命を手のひらに載せて温泉に浸し温めたそうです。するとたちまち元気を取り戻し、喜んだ少彦名命は石の上で踊りだしたそうです。その石が「玉の石」といわれています。
玉の石
又新殿(ゆうしんでん)は日本唯一の皇族専用の浴室です。道後温泉本館の東側にあります。この湯殿は明治32年(1899)に完成しました。
又新殿
外観は桃代間時代の建造物を真似た破風造りで、室内は金泥絵巻に囲まれています。昭和天皇は昭和25年(1950)に来浴されたそうです。入浴は出来ませんが、中を見ることはできます。
又新殿
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