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愛媛の旅と歴史
愛媛の旅        松山市

一草庵
いっそうあん
愛媛県松山市御幸1−435ー1
Tel 089-948-6891


 「一草庵」は、自由律俳人、種田山頭火の終焉の場所で、昭和27年(1952)に再建されました。庭には句碑「おちついて死ねそうな草枯るる」が立てられています。
 山頭火は、大正15年(1926)、一笠一杖一鉢の行乞行脚の旅を始めました。雲水姿で西日本を中心に旅し、昭和7年(1932)、郷里山口の小郡町(現・山口市小郡)に「其中庵」を結庵しましたが、体調不良から来る精神不安定から自殺未遂を起こしました。
 昭和13年(1938)に湯田温泉に「風来居」を結びますが行乞を止めず、自然と一体となり、自己に偽らず、自由に一筋の道を詠い続けました。昭和14年(1939)12月、友人の好意により御幸寺境内に庵住、「一草庵」と名付けられました。在庵10か月、昭和15年(1940)10月11日に他界しました。享年59歳でした。


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