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愛媛の旅と歴史
愛媛の旅        松山市

大宝寺
たいほうじ
愛媛県松山市南江戸5丁目10ー1
Tel 089-922-6837


 大宝寺は真言宗豊山派の寺で、松山市西部の西山南麓にあります。大宝年間(701-703)、越智玉興による創建と伝えられています。
 大宝寺本堂は愛媛県最古の木造建造物で国宝に指定されています。正面3間、側面4間の寄棟造で本瓦葺きです。もとは茅葺でしたが延享2年(1745)年の修理の際に瓦葺きにしたようです。
 屋根の勾配はゆるく、軒は美しい二重垂木をなし、格子天井で、平安時代末期の阿弥陀堂形式を用いた鎌倉時代初期の建築と推定されています。
 堂内の厨子は寛永8年(1631)に作られたもので、正面3間、軒唐破風付、こけら葺き、和様に禅宗様の手法を加味した優れたものです。貞享2年(1685)再興の銘ある修理棟札とともに国宝に指定されているそうです。

 本堂には、重要文化財の木造阿弥陀如来坐像と、木造阿弥陀如来坐像、木造釈迦如来が安置されています。
 また本尊の薬師如来像は行基の作と伝えられています。


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