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香川の旅と歴史
香川の旅        丸亀市

丸亀城
まるがめじょう
香川県丸亀市一番丁
Tel 0877-24-8816 丸亀市文化観光課


 市街地中央にある海抜66mの亀山に丸亀城はそびえ立っています。外濠、内濠、頂上の天主閣につながる平山城です。別名亀山城ともよばれています。
 室町時代初期、管領、細川頼之の重臣の奈良元安が亀山に砦を築いたそうです。慶長2年(1597)、豊臣秀吉の時代、生駒親正が讃岐17万石を与えられ高松城を本城とし、この亀山に支城を築きました。
 慶長7年(1602)、6年の歳月を要してほぼ現在の城郭が完成されたそうです。生駒親正(1526−1603)は美濃出身で織田、豊臣に仕えました。
 賎ヶ岳、小牧山の戦などで軍功を挙げ、近江高島田、伊勢神戸、三田城主、赤穂城主を経て讃岐高松の城主となったのです。
 寛永17年(1640)、生駒騒動とよばれるお家騒動のため出羽国矢島(現在の秋田県由利本荘市)に転封となります。翌年、山崎家治が肥後国富岡(現在の熊本県天草郡苓北町)より5万石で入り丸亀藩ができました。
 万治元年(1658)、山崎氏は3代で跡継ぎができなかったため改易となってしまいます。播磨国龍野(現在の兵庫県たつの市)より京極高和が6万石で入封し、明治時代まで続いたそうです。天主閣は日本に現存する12の木造天主の1つで国の重要文化財です。
 内堀から積み重ねられた石垣は、高さ60mを超え日本一といわれます。扇の勾配と呼ばれ、美しいゆるい曲線を描いています。城跡の全域は国の史跡に指定されていて亀山公園となっています。


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