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香川の旅と歴史
香川の旅    仲多度郡多度津町

道隆寺
どうりゅうじ
香川県仲多度郡多度津町北鴨1ー5ー42
Tel 0877-32-3576


 道隆寺の寺伝によると、開基は和銅5年(712)だといわれます。金倉寺を開いた和気道善の弟、和気道隆(わけみちたか)はこの一帯の荘園の領主でした。
 この荘園の大桑園で、夜ごと怪光を放つ桑の大木があったため道隆はその桑で薬師如来の小像を刻みました。そしてお堂を建てて安置したそうです。
 道隆の子朝祐(ちょうゆう)は、唐から帰国した弘法大師に師事しました。大師は自ら薬師如来像を刻み、道隆の薬師像をその胎内におさめ本尊としたのです。このことから腹ごもり薬師、二体薬師とも呼ばれ、50年に1度開帳される秘仏となっています。
 大師の弟の法光大師や甥の智証大師など名僧が住職を務め伽藍も造営されたのですが、兵火により灰燼に帰しました。本堂は天正14年(1586)、30世住職により再建されました。


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