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香川の旅と歴史
香川の旅        高松市

最明寺
さいみょうじ
香川県高松市塩江町安原下第1号274
Tel 087-897-0118


 最明寺は、四国を代表するハギの名所です。境内には現在、宮城野萩、紅萩、姫萩、駒止萩、通天萩など10数種類、約200株のハギがあり、「萩寺」と呼ばれています。9月上旬には、境内に紅白の萩の小花が咲き乱れます。
 文武天皇の大宝元年(701)に行基が、薬師如来を刻み、伽藍を建立し本尊として安置しました。そして「如意輪寺」と称しました。
 その後、嵯峨天皇の弘仁12年(821)に弘法大師が如意輪寺に立ち寄り、千手観音を刻んで安置したそうです。
 文応元年(1260)、鎌倉幕府第5代執権だった最明寺入道・北条時頼が諸国行脚でこの地に来訪しました。一国一跡の伽藍を建立し、鎌倉御祈願所と定め、寺名を如意輪寺から「福寿山来迎院最明寺」と改めました。
 最明寺は、その後、天正13年(1585)に兵火に遭って焼失しました。明治年間にも再び火災に遭っています。


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