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高知の旅と歴史
高知の旅        高知市

雪蹊寺
せっけいじ
高知県高知市長浜857ー3
Tel 088-837-2233


 高福山(こうふくざん)雪蹊寺は薬師如来を本尊とする臨済宗妙心寺派の寺院です。四国八十八箇所霊場の第33番目の札所になっています。
 雪蹊寺は、弘法大師が弘仁6年(815)に開いたとされています。当初は高福寺というお寺でしたが、鎌倉時代に仏師の運慶と長男の湛慶が来山して本尊を刻んで安置したことから「慶雲寺」と改名されたそうです。
 その後、長宗我部元親が慶長4年(1599)に没し、4男の盛親(もりちか)はここを菩提所と定めました。
 元親の法号「雪蹊如三大禅定門」にちなんで寺の名を雪蹊寺としたそうです。天正14年(1586)に豊後の戸次川原(大分市)で島津と戦って戦死した元親の長男信親の供養塔もあります。
 この時の先鋒隊大将だった仙石秀久の稚拙な采配と秀久が真っ先に退却したことで信親軍は孤立化し熾烈な抵抗の末、壮烈な最期を遂げたのは有名な話です。元親は悲しみの余り精神を病んだともいわれています。


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