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高知の旅と歴史
高知の旅        南国市

禅師峰寺
ぜんじぶじ
高知県南国市十市3084
Tel 088-865-8430


 「峰寺(みねんでら)」として親しまれている禅師峰寺は真言宗豊山派のお寺です。四国八十八ヶ所霊場の第32番目の札所になっています。 
 神亀年間(724-729)に行基が建立したといわれています。印度の補陀洛山に似て、八葉の蓮台に似ているところから八葉山とし、行基菩薩が開いた峰の寺の意味で禅師峰寺と名付けられたそうです。
 この地で求聞持法の修行をしていた弘法大師は、船の安全を願って自刻の十一面観世音を安置したそうです。
 海上交通の安全に霊験があるとされ船魂観音(ふなだまかんのん)と呼ばれて敬われています。土佐藩主が参勤交代で江戸に向かう時、必ずお参りしたそうです。

 参道には巨岩が並び、正面に本堂、左手に大師堂があります。本堂の前には「木枯らしに岩吹き劣る杉間かな」と芭蕉の句碑があります。
 仁王門の木造金剛力士像は鎌倉時代の仏師定朝の作です。檜材の寄せ木造りで国の重要文化財に指定されています。


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