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信州上田の旅と歴史
上田・真田の旅      上田市真田

真田氏歴史館
さなだれきしかん
長野県上田市真田町本原2984−1


 つつじの名所でもある御屋敷公園には真田氏歴史館と真田氏館跡、皇大神宮、マレットゴルフ場があります。
大手門
 真田氏歴史館には真田氏に関する貴重な品々が展示されています。昌幸の朱印状や、武具や甲冑、真田家を扱った錦絵などもありました。
 大きなジオラマが作られていて、真田氏ゆかりの郷眺望ができます。真田町の起伏のある地形や要塞・城郭などがわかりやすく配されていました。
 真田三代の活躍が一目でわかる戦いの歴史なども豊富な資料で紹介されていました。



真田氏館跡
さなだしやかたあと
上田市真田町本原2984


 昔からお屋敷と呼ばれ親しまれてきた居館跡です。真田昌幸が上田城を築城する以前に住んでいたところです。
 周囲には枡形状の大規模な土塁がめぐらされています。昭和42年(1967)に長野県の史跡に指定されています。
 規模は東80m、西130m、南160m、北150mの土塁をめぐらせているそうです。その周囲には壕もあったと推測されています。
皇大神社
 皇大神宮は真田昌幸が上田城に移る際に勧請したといわれています。館内は東から西へと緩やかに傾斜していて、東側の一番高い所に位置しています。
皇大神社
 この館が作られた年代は定かではありませんが、永禄年代(1558-1569)と考えられているそうです。
 この居館の周囲に武家や商人が城下町を形成していたそうです。上田の築城の際、上田の城下町に「原町」という商人町を作り集団移転させました。この地域は元の原町ということで本原(もとはら)と呼ばれています。
 この館は真田本城からは南西下方約800mの所に位置しています。東には天白城、北には横尾城、洗馬城、西には戸石城などがあり堅固な守りになっていました。
 南口を正面とし、枡形の大手門、搦手門(からめてもん)の跡があり、西北隅には土塁に囲まれた厩屋跡があります。館の北側には大沢川が流れていて自然の堀になっています。
西曲輪と厩の跡
 この館は当初は真田信綱のために建てられたようです。信綱が長篠の戦いで戦死したため、昌幸が上田城を築城する前に居住したそうです。
大沢川



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