上田の旅 上田市下武石
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妙見寺
みょうけんじ
長野県上田市下武石654−2
Tel 0268-85-2102
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鳴竜山密厳院妙見寺は真言宗のお寺です。鎌倉時代初期の文治年間(1185-1189)に領主である岳石三平胤盛が大日如来と妙見尊を祀り、完光和尚を招聘して創建したといわれています。 |
創建時は鳥屋に建立されましたが、正応年間(1288-1292)に小沢根に遷座され応仁年間(1467-1468)に現在地に遷されています。本尊の薬師瑠璃光如来は「なで薬師」と呼ばれています。本堂の大天井には2匹の竜が描かれ「妙見寺の鳴竜」と呼ばれ有名です。 |
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妙見寺山門
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妙見寺の山門は桟瓦葺き、切妻造りの三間一戸の門です。外壁は真壁造り、白漆喰仕上げです。腰壁は海鼠壁で、高欄がある楼門です。 |
妙見寺山門 |
妙見寺本堂
妙見寺の本堂は江戸時代中期の宝暦年間(1751-1764)に、15世の弘算により改築された建物です。狩野派の秀山信尹が、本堂外陣の大天井に上下2頭の龍を描いています。これが妙見寺鳴龍と呼ばれ、竜頭の下で手を打つと見事な竜鳴が響きます。 |
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妙見寺本堂 |
妙見寺の鳴龍
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日本の鳴龍は東西南北の4ヶ所にあり「日本四方鳴龍」といわれます。焼失した北の青森竜泉寺を除き、東の日光山、西の京都相国寺、南の妙見寺の鳴龍は現存しています。妙見寺の鳴龍は平成元年(1989)に上田市の有形文化財に指定されています。 |
妙見寺の鳴龍 |
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