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信州上田の旅と歴史
旧上田市内散策        上田市

呈蓮寺
ていれんじ
長野県上田市中央北2−7−3
Tel 0268-22-8959


 宝池山呈蓮寺は浄土宗のお寺です。建久年間(1190-1199)、工藤祐経を討った曾我兄弟の兄の方の十郎妻虎御前が開基したといわれています。
 祐成の死後、虎は諸国を巡拝し善光寺に赴きます。佐久に庵を結んだ後に太郎山の麓の眉見林に寺院を建立し、虎立山祐成寺としたそうです。
 応永年間(1394-1428)に鎌倉光明寺の一誉俊厳上人が再建しました。永享5年(1433)、現在地に移転して「呈蓮寺」と改名したということです。

呈蓮寺本堂
 呈蓮寺の本堂は寛政8年(1796)に再建された建物です。唐破風(からはふ)の下に大きな唐獅子が彫刻されています。
呈蓮寺本堂

竹内善吾武信の墓
 呈蓮寺には上田市の史跡に指定されている竹内善吾武信の墓があります。江戸時代末期の和算学の大家です。
竹内善吾武信の墓




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