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秋田の旅と歴史
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旧黒澤家住宅
きゅうくろさわけじゅうたく
秋田県秋田市楢山字石塚谷地297ー99


 旧黒澤家住宅は、久保田城三の廓の東根小屋中丁(現・中通3丁目)に約300年前に建てられました。昭和60年(1985)に黒澤家から秋田市へ寄付され、昭和63年(1988)一つ森公園内に移築・保存されました。
 黒沢家は山奉行、寺社奉行などの要職を勤めた500石取りの上級武士でした。この住宅は参勤交代の道沿いの防御上重要な場所にありました。黒澤家は文政12年(1829)から住んだようです。
 長屋門形式の表門を構え、庭をへだてて奥に主屋が建ち、主屋の背後に土蔵、米蔵、木小屋などが建っています。主屋と表門は18世紀前半の建築とみられますが、附属屋は黒沢氏がこの屋敷に移ってから建てられました。
 嘉永4年(1851)建築の土蔵、天保元年(1830)建築の米蔵、万延元年(1860)建築の木小屋などがほぼ完全な形で残っています。これらのすべてが国の重要文化財に指定されています。


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