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秋田の旅と歴史
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嵯峨家住宅
さがけじゅうたく
秋田県秋田市太平目長崎
Tel 018-838-2015


 嵯峨家住宅は秋田平野の東端、太平山山麓にある豪農の家です。嵯峨家はもと中世武士の出身といわれ、近世は肝煎を務めた豪農でした。藩主を迎えたという上座敷には漆喰彫刻、鏝絵(こてえ)が施されています。
 主屋南面の東西に突出部を出すいわゆる両中門造りです。玄関が正面に2箇所突き出ていて、コの字型になっています。馬の出入りや作業などで利用する「厩中門」、上級な人を出迎える「座敷中門」に分かれているのです。
 広い土間には厩(うまや)があり、床上部は広間を中心に上手に2室座敷、裏と下手に寝室などがあります。嵯峨家主屋と北米蔵は昭和48年(1973)

 嵯峨家住宅の主屋は入母屋造りの茅葺きです。桁行18.6m、梁間11m、付属する中門は桁行7.3m、梁間8.2mです。両中門造りの江戸後期の建物で国の重要文化財に指定されています。
嵯峨家主屋
 北米蔵は天保6年(1835)に建てられました。土蔵造りで、桁行6.8m、梁間4.5m、二階建、切妻造り、妻入、銅版葺きの建物です。国の重要文化財に指定されています。
嵯峨家北米蔵


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