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秋田の旅と歴史
秋田の旅     仙北市

御座石神社
ござのいしじんじゃ
秋田県仙北市西木町西明寺潟尻


 御座石神社は田沢湖の北岸にあり湖神でもある辰子姫を祀っている神社です。御座石という社名は、慶安3年(1650)秋田藩主佐竹義隆が田沢湖を訪れたとき、腰をかけて休んだことに由来するそうです。
 本殿には龍の姿をした像が安置されています。美人祈願や縁結びに御利益があるそうです。すべてが辰子姫伝説の舞台です。昔々、田沢潟と呼ばれていた頃、稀れにみる美しい娘辰子がいました。美しさと若さを永久に保ちたいと、百日百夜の願を掛けました。
 満願の夜、大蔵観音のお告げにより、山に湧く水を飲むと、飲めば飲むほど喉が渇き、ついには龍になってしまったそうです。田沢湖に残る有名な伝説です。
 境内には下半身が龍となった辰子座像があります。朱塗りの鳥居のそばには、1本の木から7種類の木が生えた「七色木(なないろぎ)」や、たつこが飲んで龍となった「潟頭の霊泉」、たつこが姿を映した「鏡石」などの名所があります。


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