秋田の旅　　　　　仙北市

田沢湖
たざわこ
秋田県仙北市田沢湖町

田沢湖は神秘な碧水を湛え山あいに佇む円形をした深い湖です。十和田湖のように巨大な噴火が起こって大量のマグマが抜けた跡の窪地になったカルデラ湖ではないかとみられています。金色の湖神・たつこ像は田沢湖のシンボルになっています。

水深は４２３ｍ、日本一の深さを誇っています。そのため真冬でも湖面が凍り付くことはないそうです。深い湖水に差し込んだ太陽光は水深に応じて色が変わります。日本のバイカル湖と呼ばれています。

かつては火山性・ミネラル分の高い水質と流入河川の少なさのため、摩周湖に迫る３１ｍの透明度を誇っていました。しかし、発電所建設と農業振興の影響で玉川温泉から強酸性の水が入り、固有種であったクニマスは絶滅してしまいました。（山梨県の西湖で最近このクニマスの生存が確認されました。）

秋田県トップページへ	旅と歴史トップページへ