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青森の旅と歴史
青森の旅    五所川原市

長円寺
ちょうえんじ
青森県五所川原市飯詰字福泉224
Tel 0173-37-2658


 太伊山長円寺は、弘前の津軽藩主菩提寺長勝寺14世、聖眼雲祝大和尚を勧請して寛文7年(1667)に開山したそうです。
 長円寺にある梵鐘は正徳6年(1716)に京都三条釜座の名工・近藤丹波藤久鋳造のものです。梵鐘は高さ127Cm、口径77Cm、厚さ8Cm青銅造りです。彫刻や鐘の響きが良いことなどから昭和37年(1962)に青森県重宝に指定されています。
 長円寺と長勝寺が梵鐘を依頼し、名工は雄鐘と雌鐘の対で鋳造しました。ところが十三湖で船が沈没し、長円寺の梵鐘だけ引き上げることが出来たそうです。
 そのため、「沈鐘伝説」で有名になりました。長円寺の梵鐘を突くと「十三恋し、十三恋し」と響き、十三湖の湖底からは「長円寺恋し、長円寺恋し」と鐘の音が響くといわれています。


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