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青森の旅と歴史
青森の旅    むつ市

恐山
おそれざん
青森県むつ市田名部宇曽利山3−2
Tel 0175-22-3825


 恐山は日本三大霊山(恐山、高野山、比叡山)、日本三大霊場(恐山、白山、立山)、日本三大霊地(恐山、立山、川原毛)の一つとして古くから信仰されてきました。寺名は恐山菩提寺(円通寺)。本尊は延命地蔵菩薩です。
 慈覚大師円仁が唐の五台山で 修行中のある夜、一人の聖者が夢枕に立ち「汝、国に帰り、東方行程30余日の所に行けば霊峰がある。そこに地蔵尊一体を刻み、その地に仏道を広めよ。」と告げ、そのお告げに従い帰国して諸国を行脚し、この恐山にたどり着き、貞観4年(862)に開山したといわれています。
 美しいエメラルドの水面をたたえた宇曽利山湖(うそりやまこ)と荒涼とした岩山の風景の中に恐山の境内があります。血の池地獄という赤い池などこの世とは思えぬ光景が広がっています。
 死者の御霊を呼び、口寄せ(口うつし)を行なうイタコがいる霊場として有名です。イタコはこの世とあの世を行き来して霊を呼び出すのです。
 48基ある常夜灯が印象的です。左側丘陵はガスの臭気が立ち込め、荒涼とした賽の河原が広がっています。卒塔婆、石積み、輪廻転生の願いを込めた風車が無数に並んでいました。



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