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福島の旅と歴史
福島の旅    会津若松市

栄螺堂
(旧正宗寺円通三匝堂)
さざえどう(きゅうしょうそうじえんつうさんそうどう)
福島県会津若松市一箕町八幡弁天下



 飯盛山の自刃の地から少し下った所に、6角3層の建造物があります。螺旋通路により一方通行で上下できるという珍しい建物、「栄螺堂(さざえどう)」です。
 栄螺堂は、江戸時代後期の特異な建築様式の仏堂です。堂内は回廊となっていて、参詣路を往路と帰路とに分けています。仏教の礼法である右繞三匝(うにょうさんぞう)に基づいて、右回りに三回匝る(めぐる)ことで参拝できるようになっているのです。三匝堂(さんそうどう)というのが正式ですが、サザエに似ていることから「栄螺堂」、「サザエ堂」などといわれています。
 栄螺堂の内部には、会津藩の道徳教本にある皇朝24孝の絵額が掲げられています。道徳を重んじた会津藩の精神を感じることができます。


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