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福島の旅と歴史
福島の旅    いわき市

塩屋埼灯台
しおやざきとうだい
福島県いわき市平薄磯字宿崎33


 塩屋埼灯台は豊間(とよま)の灯台とも呼ばれ、薄磯海岸の海抜73mの断崖に立つ白亜の灯台です。
 木下惠介監督の映画「喜びも悲しみも幾年月」の舞台となった灯台としても知られています。灯台職員とその家族が転勤で地方の灯台をまわりながら、積み重ねる喜びと悲しみを描いた実話でした。
 この付近は、昔から潮の流れが激しく、暗礁も多く、海上交通の難所として知られていました。明治32年(1899)煉瓦石造で建てられ、初点灯されました。
 昭和13年(1938)福島県沖地震のため壊れ、コンクリート製に改築されましたが太平洋戦争末期に、米軍機体に破壊されてしまいました。昭和25年(1950)修復されています。
 この記念碑は海を守る灯台守の妻として幾多の苦難の道を乗り越えた田中きよさんの手記が昭和31年の婦人雑誌に「海を守る夫と共に20年」という題で掲載され心打たれた木下恵介監督により「喜びも悲しみも幾年月」として映画化された記念碑です。


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