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福島の旅と歴史
福島の旅      喜多方市

会津新宮城跡
あいづしんぐうじょうあと
福島県喜多方市慶徳町新宮字新明道下
Tel 0241-24-5200(喜多方観光協会)


 新宮城(しんぐうじょう)は会津盆地北西部にあった中世の城館です。城の南西部には新宮熊野神社が祀られています。佐原義連の孫・新宮時連が建暦2年(1212)に築いたといわれています。
 新宮氏は、鎌倉時代から室町時代初期にかけてこの付近を治めていました。鎌倉末期に新宮荘地頭として土着し、14世紀末以降、蘆名(あしな)氏としばしば争いました。応永22年(1415)以降に新宮城は落城し、新宮氏は蘆名氏に滅ぼされたのです。
 城跡は大規模な方形居館(ほうけいきょかん)の主郭を中心とし、これを囲む外郭からなりたっています。主郭の内側は東西100〜120m、南北120〜130mの規模で、その周囲に幅15〜20mの堀がめぐっています。堀の内側には幅7〜8mほどの土塁が積まれています。外郭は東西約480m、南北約440mで自然の河川と人工の堀で構成されていました。平成21年(2009)に国指定史跡となっています。


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